進学校特有の現象「中だるみ」について

進学校で起こり得る中だるみ問題について

進学校に通っている学生さんもいると思うけど、勉強が面倒に感じたことは無いかな?
確かに予習や復習は大変だし、課題をこなすのも面倒だ。
けど、その状態が長く続いているとしたら……それは中だるみかもしれない。

中だるみは一種のスランプみたいなもので、勉強のモチベーションが上がらなかったり、勉強自体する気が全く起きなくなるんだ。
特に多いのは進学校に通っている学生さんで、特有の現象といってもおかしくないかな。

でも、決して褒められたものじゃないから、早めに解消するべきだ。
この記事では中だるみが起こりやすい時期と解消方法、リスクについて説明していくよ。

中2~高2にかけて中だるみしやすい

まず中だるみしやすい時期だけど、気を付けておきたいのは中2から高2にかけてだ。
他の時期に比べても特に起こりやすく、成績や学力が下がってしまうことも多い。
中2や高2の時に起こりやすい理由は、ちょうど学校生活に慣れるからだ。
受験を控えてるわけじゃないことも影響してるね。

中高一貫校の学生さんは、中2からずっと中だるみする可能性が高い。
なぜなら中3の時に高校受験が無いので、一生懸命受験勉強することがない。
だからそのまま高2まで続いてしまうことが多いんだ。
後述するけど、高3になってから慌ててしまうようなパターンもある。

あと、顔ぶれが変わらないのも影響してるかな。
中高一貫校って、6年間同じ人たちと過ごすことになるよね。
学校によっては高校から新しく進学してくる場合もあるけど、入学者数は限られるし、同じクラスになるとも限らない。

そんな影響もあって、中2〜高2までは中だるみに注意が必要になるんだ。
基本的に一度ハマるとなかなか抜け出せないから、普段から用心するに越したことはないよ。

中だるみ期間は適度に遊ぶのも大事

じゃあ、中だるみした時はどうやって克服すべきだろうか?その疑問の答えは、ズバリ息抜きだ。
拍子抜けしちゃうかもしれないけど、適度な息抜きは中だるみを解消する一番いい手段になる。
医学部目指してずっと勉強ばかりだとストレスが溜まるし、中だるみ中に勉強したって効率は下がるばかりだ。

なので友達と遊びに行ったり、自分の趣味や好きなことに打ち込むのも悪いことじゃない。
勉強するのが面倒に感じたら、がっつりと遊んでみたらどうだろう?

サボりすぎるとあっという間に遅れを取ってしまうので要注意

ただし、中だるみ中に息抜きが必要とはいっても、”適度に”遊ぶ程度なら問題ないというレベルだ。
面倒くさい・だるいからと勉強をサボってると、後々で取り返しのつかないことになるからね。

気付いたら高3になってて、すでに受験が始まっている可能性だってある。
ライバルに学力で突き放されてしまうことも十分考えられるね。
下手すると、医学部どころか国公立の大学すら受からないかもしれない。

中だるみを理由にサボることは絶対に避けなくちゃいけないよ。
だから高2になったら1日でも早く勉強を始めたほうがいいね。

ただ、成績が下位でも難易度の低い医学部なら受かる可能性はある。
逆に7帝大みたいにレベルの高い医学部だと、合格は非常に厳しい。
狙う大学のレベルに関わらず、医学部志望ならしっかりと勉強する必要はある。
中だるみしたら適度な息抜きも大事だけど、勉強が遅れて後悔しないよう注意してほしい。